フスフレーゲ(ドイツ式フットケア)のことを知りたくてドイツまで来ちゃった話 〜フットケアはヨーロッパがすすんでいるのか編〜
こんにちは。
日曜の昼下がり。このブログを書いています。
だんだんと寒くなってきて、都内では「酉の市」なども開催されていて。
年の瀬の足音が聞こえてくるような気がいたします。
ドイツから帰国して早1週間半が経ちました。
ドイツで見て感じたいろいろを忘れてしまう前に書き留めておきたいと思いつつ。
たくさんありすぎて、書き切れないというのが本当のところです。
今回は、なぜフットケアはドイツなのか?というところ。
ドイツを含めたヨーロッパのフットケアは、
日本の30年先を行っていると言われています。
その起源のひとつは、ヨーロッパの貴族文化にあります。
貴族専門のフットケアが始まったのは、1700年代の始めといわれ、
日本の江戸時代、徳川綱吉の「生類憐れみの令」が廃止された頃です。
貴族の暮らしというと、どういったものだったかと言いますと。
ミュンヘンのバイエルン王家ヴィッテルスバッハ家の本宮殿「レジデンツ」を訪れたときの写真です。
家の中に教会があったり。
寝室はきらびやか。
シャンデリアは数え切れないほど。
こんな場所に暮らしていた人たちが、
舞踏会などのパーティーの時に着飾って出掛けます。
足元は、男性は革靴。女性はハイヒール。踊るわけです。
すると。。。
次の日は足には、たくさんのトラブルが!
そこで、フスフレーガーの登場です。
革靴やハイヒールで痛んだ足のケアをするのです。
これが、フスフレーゲの始まりと言われています。
かとうあやこ